妊婦とお葬式
5ヶ月期のうちの大きな出来事と言えば、やはり祖母の死だった。
12月の8日の朝に亡くなり、9日に通夜、10日に葬式が行なわれた。
(その前にブログをぶっ壊してしまうという大失態をしたけど…)
享年90歳という往生で、最終的には病に苦しみながらということもなく本当に眠るように息を引き取ったらしい。人生をしっかり全うしたなぁという印象。
父は祖母の長男で喪主だった。僕はその長男ということもあったし危篤前から連絡もあったので、仕事に都合をつけて、通夜、葬式と実家に帰るつもりでいたし、実際その通りにした。
カミさんもツワリはもうほとんど治まっていたし、長時間の車移動も休憩しながらゆっくり行けば平気と一緒に行くつもりでいてくれた。カミさんも祖母には会っていたし、最後のお別れに会いたかったのだろう。
結局、車で行くならと妹や姪っ子や甥っ子まで一緒に行くことになり、賑やかな移動になった。
着くとその日は通夜前日で会館の一室にて家族が寝ずに線香の煙を絶やさないように番をするという日だったのだが、僕と母と父でかわるがわる寝て線香の番をした。ほとんど寝なかった。
カミさんには妹や子供達と一緒に実家で寝てもらった。
次の日は準備と通夜で、喪主でいろいろと動けぬ父、母に代わり雑用、運転手、タクシー手配、親戚の方々が宿泊されるホテルの手配、挨拶回りなどに追われた。
さすがに夜は早めにダウンしてしまった。
その日は、カミさんも弔電の仕分け、整理など座ってやれることをしてくれた。
そして葬式の日。
カミさんも僕も参列し、葬儀、告別式、お焼香ももちろん、出棺、埋火葬、拾骨(収骨)、初七日、精進落としまで全て参加した。僕は動き回ってたけど、どちらかというと賑やかに行なわれたので精神的には楽だった。斎場もそんなに寒くはなく、寺も建物の中で暖かかった。極寒の場所は今回は無かった。
帰ってきてからカミさんは、車での移動に疲れたと言っていた。
やはり長時間連続の車移動はしんどい。
途中、休憩を挟んではいたが、もっと休憩するべきだったなぁ。
妊娠初期だったら、もちろん行かなかっただろう。実際、いとこはそうしていた。
喪服は今回2人とも新調した。カミさんはまだそこまでお腹が目立ってなかったので、
ワンピース型にしたら、なんとか普通サイズが着れた。と言っても1サイズくらいは大きいかも。
元の身体に戻ってみないと、これからも着れるかどうかはわからないが、仕方がない。
僕は、喪服という喪服(つまり本当のフォーマルスーツ)を持っていなかったので、買った。
もちろん、亡くなってから買ったのではなく、危篤になりそうだという連絡の前に買った。
そうやって買うと、案外長生きするもんだという話から買ったのだが、遅かったようだ。
僕達は全て参加したけれど、妊婦はあまり葬式に出てはいけないという言われがある。
ネットで調べてもたくさん出てくる。迷信みたいだけど、気になる人は大事をとった方がいいと思う。
やむを得なく出席する場合は、鏡を写る側を外に向けてお腹に入れていると良いとか、刃物を持つと良いとか言われている。うちは母に言われてカミソリをカミさんがカバンに入れて出席した。
迷信だと言われているが、気になるならそのようにするのも良いと思う。
とにかく、通夜、葬式はいつ自分が喪主やその家族側になるかわからない。
今回も、僕は近い親類の死というものは初めてで、右往左往しながらも勉強になった。
悲しみは後からひしひしと沸いてくるもので、その場はなんとか親父の助けをしたかった。
しかし、親戚が一同に会して別れを惜しんでいる場面は、ばあちゃんの血のつながりの枝分かれはこんなに拡がったということを感じ、そして人の一生はいろいろあるが、僕はこのばあちゃんのように枝分かれがたくさんできると素晴らしいなあと思った。
この人の人生と家庭があってこその僕の人生なのだなぁと、しみじみと思ってしまった。
最後に「昔、いっぱい小遣いくれてありがとう」と、なんだか重複してるお礼をまた言ってきた。
僕は死人が赤子を連れて行くという迷信よりも、ばあちゃんは天から見守ってくれると信じたい。

コメント
今は母体に負担が掛からない程度にちょい休養が必要な時がありますがぁまり過敏にならないで下さいね(*^_^*)臨月入ったら沢山動いて下さい(って奥様に伝えていただけたら....)私の場合出産直前に引越しがあったりでメチャクチャ動き回ってたら初産にも関わらず超安産スピード出産だったのですょ!こぅやって出会えたのも何かの(^^♪私の安産菌を遅らばせクリスマスプレゼントに☆5ヶ月先の奥様へ届け!
日々慌しい事と存じますが体調くずされません様良い年末年始お過ごし下さいね(●^o^●)ではでは
Posted by:龍馬
| 2005年12月28日 13:27
うちの母が、母の伯母が亡くなったときに、妹を妊娠中だったんですがお葬式に出ることになり、鏡を入れて出ました。
連れて行くとは思いたくないけど、一応…と言ってました。
今のあたしにもし、そういった不幸があっても、鏡を入れて出ると思います。
とは言っても、今日から再び入院生活が始まり、振り出しに戻ってしまったんですけど。
年越しを病院でするなんて、なんだかとても悲しいですけど、いつか良くなることを願って頑張ります。
Posted by:まきまき・まっきぃ | 2005年12月28日 19:32
またまたお久しぶりです。。
家事に育児に仕事にと、結構多忙でした・・・。。。。
迷信は迷信。
そう思っても、やっぱり気になってしまうものですよね。。。
おばぁさんも、お孫さんの誕生を心待ちにしていたはず。
私も、天から見守ってくれていると信じている人の一人です。
お子さんが生まれた際には是非、おばあさんに紹介してあげてくださいね(´ー`)
Posted by:まりまり
| 2005年12月28日 21:45
こんにちは。
妊娠とお葬式・・私にもいろいろ経験があります。
「妊婦は葬式に出ない方がいい」という言われもありますが
「妊娠すると身内に不幸が起こる」という言われ(ジンクス?)もご存知ですか?
実は私も今回妊娠してから
主人の叔父2人が同じ日に亡くなるという経験をし
お葬式続きでした。
(妊娠初期でしたので参列は控えましたが)
一人目を妊娠した時も
主人の祖母が亡くなったり
両家の親が大病したりといろいろ不幸が続きまして・・・
命のつながりと言うか運命と言うか、
とても不思議なものを感じています。
きっと北原さんの亡くなったおばあさまも
天国から新しい命を見守ってくれていると思いますよ!
Posted by:涼香
| 2005年12月29日 07:52
お久しぶりです、ちぇりんです。(長くてごめんなさい)
今月は持病が酷くて、しばらくこちらにも伺っていなかったのですが
おばあちゃま亡くなられたのですね…。
まずは、おばあちゃまのご冥福をお祈りいたします。
ボクも長男を妊娠中に祖父の葬儀に参列した事があります。
まだ5ヶ月でしたが、ボク自身が小柄(143センチ)なせいか
お腹の長男が大きめだったせいか妊娠前の礼服が入らず。
しかも朝方に急に電話で参列する様に言われたので
急遽暗めの色のマタニティを着て、片道8時間くらいかけて行きました。
祖父の家についてみると、叔母達から腹帯に刃物を入れる様に言われ
これまた急な話だったので、お化粧ポーチに入れていた
小さいハサミを腹帯に挟んでおきました。
「赤ちゃんを連れて行く」「赤ちゃんに入り込んでくる」
「赤ちゃんに憑く」等々、色んないわれがありますが
ボクが聞いたのは「おじいちゃんが赤ちゃんに入ってくるから」という理由でした。
小学生の時に母に捨てられて、それ以来祖父には会っていなくて
薄情なオンナなのでお通夜もお葬式も悲しく思う事はありませんでしたが
荼毘に付される時の扉の音で酷くココロが同様した覚えがあります。
お腹の長男にも伝わったらしく、火葬から収骨の間はお腹が張りっぱなしで
とてもお骨を拾う事までは出来ませんでした。
身体的にもだけど、精神的にも妊婦にはツライものだと思います。
奥様、ココちゃんお疲れ様でした。
どうか疲れをいち早く取ってお身体をお大事になさって下さいね。
それにしても雅樹くん。。
『遊んでくれてありがとう』とか『ゆっくり休んでね』とかじゃなくて
最後の言葉が『いっぱい小遣いくれてありがとう』ってのはどうだろう。。(汗)w
Posted by:ちぇりん
| 2005年12月29日 11:48
>龍馬様
安産菌ありがとうございます!届いてるといいなぁ。
安定期は結構動けるので、カミさんも普通に出勤してますね。
>まきまき・まっきぃ様
鏡をお腹に入れるのが多く知れ渡っているようです。
迷信ですが、気持ちがスッキリするならやった方がいいと思いますよ。
>まりまり様
産まれたらもちろん紹介しに行きますよ~(^^ゞ
産まれるまでも天から見守っていて欲しいです。
>涼香様
そんなジンクスは知らなかったです。
でも、本当に命の繋がりみたいな、不思議な縁を感じますよね。
祖母が亡くなった時も、なんだかすぐに葬式なのに妊婦がウンヌンということよりも、おばあちゃんとお腹の子の繋がりみたいなこと(ひ孫ですが)を考えたり、不思議な気持ちになりました。
命は輪廻しているのでしょうか。
>ちぇりん様
最後の言葉にひっかかりましたか?
僕もどうかと思いました(⌒▽⌒)
でも、ほんと思い出すと、小銭を貯めて貯めて僕にくれたところが1番鮮明に思い出せるんですよ。
だから、その言葉にしました。
小遣い帳を震える手でつけていた祖母が、貯めた小銭を僕にくれたのがとても嬉しかったし、大きな出来事だったように思えて。
ゲンキンな子どもですね…。
Posted by:北原 雅樹
| 2006年01月08日 03:48